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花車
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はなぐるま
ふりがな文庫
“
花車
(
はなぐるま
)” の例文
牛が仆れると、燃えていた車蓋は、紅い
花車
(
はなぐるま
)
が崩れるように、ぐわらぐわらと響きを立てて、
解
(
ほぐ
)
れてしまった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
花車
(
はなぐるま
)
が、次つぎと競いあうように夜の深みへと馳せ上って、人びとの歓声がひときわ高くなった。
昼の花火
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
お前の明るいお
下
(
さげ
)
の頭が、あの
梯子
(
はしご
)
を登った暗い穴の所へ、ひょっこり
花車
(
はなぐるま
)
のように現われるのさ。すると、俺は、すっかり憂鬱がなくなっちゃって、はしゃぎ廻ったもんだ。
花園の思想
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
殊
(
こと
)
に『都之花』の巻頭の
呼物
(
よびもの
)
となった「
花車
(
はなぐるま
)
」は愚作であると思った。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“花車”で始まる語句
花車屋台
花車婆
花車方
花車人形
花車小屋
花車重吉