芋食いもく)” の例文
深い井泉せいせんの底に、何十年も、月を映し、落葉を浮かべ、変哲もない田舎暮らしの芋食いもくい武士と思っているまに、この柳生家という古井戸からは、近世になって、兵法の大祖として石舟斎宗厳を出し
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)