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艙蓋
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ハッチ
ふりがな文庫
“
艙蓋
(
ハッチ
)” の例文
いっこうに
艙蓋
(
ハッチ
)
の音を聴かなかったにもかかわらず、いつのまに鍵が下ろされたものか、その
扉
(
ドア
)
は、押せども引けども開かないのである。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
艇長の屍体を発見したのが、ちょうど
夜半
(
よなか
)
の二時でしたが、それから四人は、
艙蓋
(
ハッチ
)
の下で眠るともなく横になっておりました。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
艙蓋
(
ハッチ
)
の上には、すでに
黄昏
(
たそがれ
)
近い沈んだ光が漂っていて、時刻は五時を過ぎていた。検事は、鉄梯子を先に上って行く、法水の背後から声をかけた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
艙
漢検1級
部首:⾈
16画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“艙”で始まる語句
艙口
艙
艙底
艙板
艙梯
艙水
艙牕
艙門