艀船はしけぶね)” の例文
その帆前船にのって太平海を渡るのであるから、それは/\毎日の暴風で、艀船はしけぶね四艘しそうあったが激浪げきろうめに二艘取られて仕舞しまうた。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
かく艀船はしけぶねのって神奈川の方に上る趣向によう、その船も何も世話をしてろうと云うことになった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)