船窓ケエスメント)” の例文
彼女の体臭のようになっている愛用の香水が、うっすら漂っていた。やっと首だけ出る、円い船窓ケエスメントが開け放してあって、黒く光って流れるラインの水が、夜の唄を歌っていた。
海妖 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)