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膸
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ずゐ
ふりがな文庫
“
膸
(
ずゐ
)” の例文
烈しい
追憶
(
おもひで
)
は、復た/\丑松の胸中を往来し始めた。『忘れるな』——あゝ、その熱い臨終の呼吸は、どんなに深い響となつて、生残る丑松の骨の
膸
(
ずゐ
)
までも
貫徹
(
しみとほ
)
るだらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
香木
(
かうぼく
)
の
膸
(
ずゐ
)
の
膏
(
あぶら
)
を
炷
(
た
)
き
燻
(
く
)
ゆし
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
瑪瑙の
膸
(
ずゐ
)
とけもやせむ、——
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
膸
部首:⾁
17画
“膸”を含む語句
脳膸
血膸玉
脊膸
腦膸
鳳膸