“脂松”の読み方と例文
読み方割合
やにまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脂松やにまつに油綿を縛つたのを、炭俵の下から拾ひ上げると、暫らく見て居ましたが、そつと人に隱して、焚火たきびの中へ放り込みましたよ」
脂松やにまつに油綿を縛ったのを、炭俵の下から拾い上げると、しばらく見ていましたが、そっと人に隠して、焚火たきびの中へほうり込みましたよ」
家の中を一とわたり見ると、稼業で使う油や綿がどこにでも置いてある始末、お勝手から物置を見ると、焚きつけの脂松やにまつが、これも束にして積んであります。