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やにまつ
ふりがな文庫
“やにまつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
脂松
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脂松
(逆引き)
「
脂松
(
やにまつ
)
に油綿を縛つたのを、炭俵の下から拾ひ上げると、暫らく見て居ましたが、そつと人に隱して、
焚火
(
たきび
)
の中へ放り込みましたよ」
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
脂松
(
やにまつ
)
に油綿を縛ったのを、炭俵の下から拾い上げると、しばらく見ていましたが、そっと人に隠して、
焚火
(
たきび
)
の中へ
投
(
ほう
)
り込みましたよ」
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
家の中を一とわたり見ると、稼業で使う油や綿がどこにでも置いてある始末、お勝手から物置を見ると、焚きつけの
脂松
(
やにまつ
)
が、これも束にして積んであります。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
八五郎の指さす方を見ると、裏の物置のあたり、燒け崩れた炭俵の下に、
焚
(
た
)
き附けの
脂松
(
やにまつ
)
に油綿を縛つたのが、燃え盡しもせず、踏み消されたまゝになつて居るではありませんか。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
八五郎の指さす方を見ると、裏の物置のあたり、焼け崩れた炭俵の下に、
焚
(
た
)
き付けの
脂松
(
やにまつ
)
に油綿を縛ったのが、燃え尽しもせず、踏み消されたままになっているではありませんか。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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