胸持むなも)” の例文
まして、今しがたまでのこの座敷のことを思い浮べれば、何だか胸持むなもちが悪くなって来て、自分の身までが全くきたない毛だ物になっているようだ。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)