“胡麻師”の読み方と例文
読み方割合
ごまし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、窪地くぼちの藪を刈って、そこに、筵土俵むしろどひょうが出来ている。闘鶏師とりしだの、胡麻師ごましだの、町人や浪人を混ぜた雑多な客が、車座に、あぐらを組み、流行の「鶏賭博とりしき」を開帳しているのだった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)