“胆礬”の読み方と例文
読み方割合
たんばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原始林が風をさえぎるので湖水の面はさざなみも立たずちょうど胆礬たんばんでも溶かしたように蒼くどろりと透き通っている。岸に近い水面は木立を映して嵐に騒ぐ梢の様子がさながらに水に映って見えている。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)