肱脛ひじはぎ)” の例文
矢を串と称する今一つの証拠は、神武紀孔舎衛坂くさえのさかの戦の条に「流矢ありて五瀬命いつせのみこと肱脛ひじはぎあたれり云々」。『古事記』の同じ条には「五瀬命御手に登美毘古とみびこが痛矢串を負いたまいき」
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)