肩章エポレット)” の例文
肩章エポレットと勲章をつけているこの巨大漢が、こんな情ない、子供のようにはにかんだ顔をしているところは、なんだか妙なものだった。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
もしこのおれが將官の禮裝でもつけてあの邸へやつて行くとする——そのおれの右の肩にも肩章エポレット、左の肩にも肩章エポレット、肩からは藍色の大綬章がはすに掛かつてゐようといふ
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
ちょうど祭日なので礼装をして肩章エポレットをつけ勲章をぶら下げたサモイレンコが、ナヂェージダの脈を見、舌を見て、寝室を出て来ると、閾の外にラエーフスキイが待っていて心配そうに訊いた。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)