“エポレット”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肩章50.0%
肩総25.0%
金総肩章25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしこのおれが將官の禮裝でもつけてあの邸へやつて行くとする——そのおれの右の肩にも肩章エポレット、左の肩にも肩章エポレット、肩からは藍色の大綬章がはすに掛かつてゐようといふ
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
窓近くさしでたる一枝は、枝の武骨なるに似ず、日光のさすままに緑玉、碧玉へきぎょく琥珀こはくさまざまの色に透きつかすめるその葉の間々あいあいに、肩総エポレットそのままの花ゆらゆらと枝もたわわに咲けるが
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
金総肩章エポレットを着けた偉大な体格の士官が、不意に地面から湧き出たように彼女の眼の前に現われて、アーニャをワルツに誘った。