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聟入
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むこい
ふりがな文庫
“
聟入
(
むこい
)” の例文
「もっとも柴田の跡取り娘を狙ったり、何とかいう大身に
聟入
(
むこい
)
りする話があったんだから、少しは気をつけたんでしょうよ」
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
聟入
(
むこい
)
りという形で婚儀は挙げたが、藤吉郎の一身は、浅野家を継ぐには事情がゆるさない。いずれ中村の母や家族も迎え取らねばならぬ
総領
(
そうりょう
)
である。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
片目の杢太殿が池の主に
聟入
(
むこい
)
りをして、自分も大蛇になったといえば、魚類はその一門だからだんだんかぶれて、目が一つになろうとしているのだと、想像する人もあったわけであります。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「川波勝弥は悪い人でございました。姉が自害したことが世上の噂に上り、大身への
聟入
(
むこい
)
りの話も破談になると、今度は、私へ無体なことを申しました」
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ガラッ八の八五郎が、その晩
聟入
(
むこい
)
りをすることになりました。
銭形平次捕物控:100 ガラッ八祝言
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
聟
漢検1級
部首:⽿
14画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“聟”で始まる語句
聟
聟君
聟殿
聟養子
聟取
聟館
聟撰
聟攫
聟樣
聟舅