“聖目”の読み方と例文
読み方割合
せいもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜひなく聖目せいもく置き、これにてはいかないかな負けることあらじと、一生懸命と日ごろ念ずる神々へ心願こめて打ちけるに、相かわらず一目の負けとなり。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
宿へ歸つてから、渠に聖目せいもくを置かせて碁を七八番ばかり打つて、一緒に食事をした。そして互ひに別室へ別れてから、僕は中央公論の續きを書き初めて、午前の一時半まで起きてた。
塩原日記 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)