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考量
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かんがへ
ふりがな文庫
“
考量
(
かんがへ
)” の例文
お前は自身に供給するに足るほどの
財
(
かね
)
があつたら、その上に望む必要は無いと言ふのぢやな、それが学者の
考量
(
かんがへ
)
じやと謂ふんじやが。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
けれどもじや、それが誨へて上げられんのは、僕が貴方であつたらかう為ると云ふ
考量
(
かんがへ
)
に
止
(
とどま
)
るので……いや、いや、そりや
言
(
いは
)
れん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
私の方ではその当時に在つてもお前さんを棄てた覚は無し、又
今日
(
こんにち
)
も五年前も同じ
考量
(
かんがへ
)
で居るのだ。それを、まあ、若い人の血気と謂ふのであらう。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“考量”の意味
《名詞》
さまざまな観点からの得失などの検討。
《動詞》
検討する。
(出典:Wiktionary)
考
常用漢字
小2
部首:⽼
6画
量
常用漢字
小4
部首:⾥
12画
“考”で始まる語句
考
考慮
考案
考込
考違
考古学者
考証
考深
考事
考究