“老道士”の読み方と例文
読み方割合
ろうどうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうなずいたとたんに、老道士ろうどうし竹童ちくどうを手からおろして、すばやく七、八けんばかり離れてしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白衣はくい白髯はくぜん老道士ろうどうし、片手を彼の首にまき、片手を胸にまわして、わがひざきながら、なにやら、かんばしい仙丹せんたんみつぶして、竹童の口へくちうつしにのませてくれる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)