置候おきそうろう)” の例文
せんだって迄、半瓦の部屋の飯食い者、再度悪事のかど之有これあり候につき、雨ざらしざらし、七日七晩きゅうめいさせ置候おきそうろうものなり。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
愚僧ぐそう一生涯の行状、懺悔ざんげのためその大略をここしたた置候おきそうろうものなり
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)