罅破ひびわ)” の例文
すすけた板戸の罅破ひびわれたなりの口へ消えますと、やがて、お三方を据えて、またよたよたと持って出ましたのが、ぜん申上げました、大奉書で。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)