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纐纈
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こうけつ
ふりがな文庫
“
纐纈
(
こうけつ
)” の例文
追立の役人十数騎の中に、特に
免
(
ゆる
)
しをうけたものとみえ、叔父の祐範と
纐纈
(
こうけつ
)
源吾のふたりの顔も
交
(
ま
)
じって後から
従
(
つ
)
いて来る。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
露骨に云えば
誑
(
たぶら
)
かされていたのだ。だが今は正気となった。
憑物
(
つきもの
)
は離れてしまった。ああそれにしても
纐纈
(
こうけつ
)
布は、なんと俺には宿命であったろう
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それが俺に売り付けたのだ、
纐纈
(
こうけつ
)
布を、紅巾を! それには父の名が書いてあった。幼年で別れた父の名が。そこで俺は脱走した。甲府の館を、武田家を! そうだ父を見付けようために。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
纐纈
(
こうけつ
)
源吾盛安もすり寄って、早口に
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
纐
漢検1級
部首:⽷
21画
纈
漢検1級
部首:⽷
21画
“纐纈”で始まる語句
纐纈城
纐纈染
纐纈袍
纐纈城主
纐纈源吾盛安