“繁凝”の読み方と例文
読み方割合
しこり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内側からしんの繁凝しこりが円味を支え保ち、そしてその上に程よい張度の肉と皮膚が覆っている腫物はれものは、鋭いメスをぐさと刺し立てたい衝動と、その意地張った凝り固りには
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
五人は育み難し斯く云ひて肩の繁凝しこりの泣く夜となりぬ
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)