“縷糸(いと)” の例文
いわゆる囘憶(おもいで)というものは人を喜ばせるものだが、時にまた、人をして寂寞(せきばく)たらしむるを免れないもので、精神(たましい)の縷糸(いと)が已(すで)に逝ける淋しき時世になお引かれているのはどういうわけか。
「吶喊」原序 (新字新仮名) / 魯迅(著)