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緞帳
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どんちやう
ふりがな文庫
“
緞帳
(
どんちやう
)” の例文
啻
(
たゞ
)
に其職に居つたと云ふのみではない。わたくしは壽阿彌が
曇奝
(
どんてう
)
と號したのは、芝居好であつたので、
緞帳
(
どんちやう
)
の音に似た文字を選んだものだらうと云ふことを推する。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
桓武天皇九代の皇胤と列べ立てゝは
緞帳
(
どんちやう
)
の台詞染みて
笑止
(
をか
)
しくないが、御歴代の天皇様から御鐘愛を蒙むつて恐れ多くも
九重
(
こゝのへ
)
に
咫尺
(
しせき
)
し奉つた
例
(
ためし
)
は君達も忠君無二の日本人だから御存じだらう。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
勝利の
緞帳
(
どんちやう
)
のやうにも見あげる
小熊秀雄全集-04:詩集(3)小熊秀雄詩集1
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
“緞帳”の解説
緞帳(どんちょう)とは、舞台にある幕のひとつで、客席から舞台を隠すための幕である。略してどんと言うこともある。
(出典:Wikipedia)
緞
漢検1級
部首:⽷
15画
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
“緞帳”で始まる語句
緞帳芝居
緞帳臭
緞帳役者