“緋紗綾緋縮緬”の読み方と例文
読み方割合
ひさあやひぢりめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこを打ち過ぎそばたな見たれば、金襴緞子きんらんどんす緋紗綾緋縮緬ひさあやひぢりめん、とんとんちりめん、とんちりめん、………
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
幸子は元日のひる過ぎから三味線を持ち出して、爪弾つまびきで「万歳」のおさらいをして、三箇日の間ずっと続けたが、しまいには悦子も聞き覚えて、「緋紗綾緋縮緬ひさあやひぢりめん、………」
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)