緋威ひおどし)” の例文
緋威ひおどしの鎧に引立て烏帽子、胸に黄金の十字架をかけ、わざと目立つ白馬に乗り、敵の軍勢へ駈け入りましたが、身に三本の矢を負って城中へ取って返した頃には既に虫の息でありました。
天草四郎の妖術 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)