綴白裘てっぱくきゅう)” の例文
僕は先生を左にし、波多野君を右にして坐りたれば、(波多野君も「支那劇五百番」の著者なり。)「綴白裘てっぱくきゅう」の両帙りょうちつを手にせざるも、今日だけは兎に角半可通の資格位は具えたりと言うべし。
北京日記抄 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)