“維幾”の読み方と例文
読み方割合
これちか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此歳五月改元、天慶元年となつて、其の六月、朝廷より将門を召すの符を得て常陸に帰り、常陸介藤原維幾これちかの手から将門に渡した。将門は符を得ても命を奉じ無かつた。維幾は貞盛の叔母婿をばむこであつた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)