トップ
>
紺紙金泥
>
こんしきんでい
ふりがな文庫
“
紺紙金泥
(
こんしきんでい
)” の例文
その経典は
紺紙金泥
(
こんしきんでい
)
及び
梵語
(
ぼんご
)
で記された
多羅葉
(
たらよう
)
の類で、古代この寺を開いたサッキャア・パンジットという方がインドからして沢山経典を取り寄せられ
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
一緒に出てきた
紅錦
(
こうきん
)
の
守
(
まも
)
り
札袋
(
ぶくろ
)
——それには、
紺紙金泥
(
こんしきんでい
)
の観音の
像
(
すがた
)
に添えて、世阿弥とお才とが仲の一女、お綱の
干支
(
えと
)
生れ月までが、明らかに
誌
(
しる
)
してあった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この
須弥壇
(
しゅみだん
)
を左に、
一架
(
いっか
)
を高く設けて、ここに、
紺紙金泥
(
こんしきんでい
)
の一巻を半ば開いて捧げてある。見返しは
金泥銀泥
(
きんでいぎんでい
)
で、
本経
(
ほんきょう
)
の図解を描く。……
清麗巧緻
(
せいれいこうち
)
にしてかつ神秘である。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紺
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“紺紙”で始まる語句
紺紙