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紺地
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こんじ
ふりがな文庫
“
紺地
(
こんじ
)” の例文
男はパナマらしい帽子を
冠
(
かぶ
)
り
紺地
(
こんじ
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
一枚、夏羽織も着ず、ステッキを携えている様子はさして老人とも見えなかったが、薄暗い電燈の
灯影
(
ほかげ
)
にも
口髯
(
くちひげ
)
の白さは目に立つほどであった。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その
紺地
(
こんじ
)
に、清く、さらさらと
装上
(
もりあが
)
った、
一行金字
(
いちぎょうきんじ
)
、
一行銀書
(
いちぎょうぎんしょ
)
の経である。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紺地
(
こんじ
)
二重ボタンの背広に
蝶結
(
ちょうむすび
)
のネキタイ。年の頃は三十五、六。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
紺
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“紺地”で始まる語句
紺地錦
紺地泥
紺地無紋
紺地金襴
紺地精好織
紺地羽二重