紫府みそら)” の例文
あなたにはまだある魔心やら“道”の未熟をみがかさんとの思し召から、わざとあなたを下界へお流しなされましたが、天縁あらば、ふたたび天の紫府みそらへお呼びもどしになりましょう。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)