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素裸
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すッぱだか
ふりがな文庫
“
素裸
(
すッぱだか
)” の例文
余り人間離れがしますから、
浅葱
(
あさぎ
)
の麻の葉絞りで
絹縮
(
きぬちぢみ
)
らしい
扱帯
(
しごき
)
は、
平
(
ひら
)
にあやまりましたが、
寝衣
(
ねまき
)
に着換えろ、とあるから、思切って
素裸
(
すッぱだか
)
になって
引掛
(
ひっか
)
けたんです。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
留守になると、橋手前には
腕白盛
(
わんぱくざかり
)
の滝太一人、行儀をしつけるものもなし、居まわりが居まわりなんで、鼻緒を切らすと
跣足
(
はだし
)
で
駆歩行
(
かけある
)
く、袖が切れれば
素裸
(
すッぱだか
)
で躍出る。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
“素裸”で始まる語句
素裸体
素裸足