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紛紜
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いさくさ
ふりがな文庫
“
紛紜
(
いさくさ
)” の例文
家へ入ってからの母親との
紛紜
(
いさくさ
)
が
気煩
(
きうるさ
)
さに、
矢張
(
やっぱり
)
大きな如露をさげて、
其方
(
そっち
)
こっち植木の根にそそいだり、
可也
(
かなり
)
の距離から来る煤煙に汚れた
常磐木
(
ときわぎ
)
の枝葉を払いなどしていたが
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
これで
帰
(
けえ
)
るならば、
最
(
も
)
う
紛紜
(
いさくさ
)
はなしに娘を
返
(
けえ
)
したという書付を一本置いていって下さい
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
無礼な事でも申しかけたのを幸兵衛に告げましたので、幸兵衛が立腹いたして、身分が身分でございますから、
後
(
あと
)
で
紛紜
(
いさくさ
)
の起らないように、
出入留
(
でいりどめ
)
の手切金を夫婦で持ってまいったもんですから
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
紛
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
紜
漢検1級
部首:⽷
10画
“紛紜”で始まる語句
紛紜日