紛糾こんがら)” の例文
そして、明るい街を歩く時は、頭腦が紛糾こんがらかつて四邊あたり甚麽どんな人が行かうと氣にも止めなかつたに不拘かゝはらず、時として右側にれ、時として左側に寄つて歩いて居た。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
そして、明るい街を歩く時は、頭脳あたま紛糾こんがらかつて四辺あたり甚麽どんな人が行かうと気にも止めなかつたに不拘、時として右側にれ、時として左側に寄つて歩いて居た。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)