“納殿”の読み方と例文
読み方割合
おさめどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
納殿おさめどのなどのことも、信用する少納言の乳母めのとを上にして何人かの家司をそれにつけて、夫人の物としてある財産の管理上の事務を取らせることに計らったのである。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
やがて出家をあそばされようとする院の最後のお催し事と見ておいでになって、帝も東宮も御同情になり宮中の納殿おさめどの支那しな渡来の物を多く御寄贈になったのであった。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)