糸太いとぶと)” の例文
しかしこの昔話だけでは、仕事がめんみつで、ただ手のおそいという女が、かわいそうな気もするが、いっぽうのいわゆる糸太いとぶととても、けっして同情せられていたわけでもないのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「あすけにや(彼処かしこには)糸太いとぶとが行くばい、あり見ろあり見ろ」
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)