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粲然
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さんぜん
ふりがな文庫
“
粲然
(
さんぜん
)” の例文
最後に
護身刀
(
まもりがたな
)
を引抜て真一文字に
掻切
(
かききり
)
たる時に、
一朶
(
いちだ
)
の白気閃めき出で、空に舞ひ上りたる八珠「
粲然
(
さんぜん
)
として
光明
(
ひかり
)
をはな」
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
真に是れ無縫天上の錦衣。古は先生の胸中に
輳
(
あつま
)
つて
藍玉
(
らんぎよく
)
愈
温潤
(
おんじゆん
)
に、新は先生の筆下より発して
蚌珠
(
ぼうしゆ
)
益
粲然
(
さんぜん
)
たり。
「鏡花全集」目録開口
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかして富豪の家屋を見ざるなく、
容貌俊知
(
ようぼうしゅんち
)
を含むの人を見ざるなく、衣服頭飾
粲然
(
さんぜん
)
華麗の人を見ざるなく、一歩を進めて観察を下せば、あるいは力役者の会社のもとに在りて荷物を運搬するあり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
“粲然”の意味
《形容動詞》
粲然(さんぜん)
「燦然」の別表記。
(出典:Wiktionary)
粲
漢検1級
部首:⽶
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“粲”で始まる語句
粲
粲々
粲爛