“粘泥”の読み方と例文
読み方割合
ねんでい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしてそれが粘泥ねんでいの上に落ちると、原子は其本體を中心にして集合する。東の風は地球を一周し了つて、生の原子の香を籠めて立歸つたからだ。
さしあげた腕 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
九十一 東西南の三方は粘泥ねんでいの大河となり、北(すなわちハットン市の在った方)は世界の中央と立てられ繁昌と活動との心軸しんじくとなっていた土地だのに、今は一面の平野となり、乾いた粘土や黒い砂や
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)