“粗物”の読み方と例文
読み方割合
そぶつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし出来上った品から見ますと、実は一番人々から粗末に扱われているいわゆる「粗物そぶつ」とさげすまれているものが、最も特色のあるまた見事なものだと評さねばなりません。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
俗語で下手物げてものとか粗物そぶつとか雑具とか呼ばれる雑器の類は、凡て民藝品に属するわけです。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)