簾床すどこ)” の例文
ことにこれから奥の野天にある蒸湯の設備は、熱泉のわき出すその上に、簾床すどこをこしらえてよもぎを敷きつめ、その間を通してのぼる湯気で温まるところがあるという。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)