“すどこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
簾床50.0%
素床50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことにこれから奥の野天にある蒸湯の設備は、熱泉のわき出すその上に、簾床すどこをこしらえてよもぎを敷きつめ、その間を通してのぼる湯気で温まるところがあるという。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかし、それまでの間を素床すどこのままに致しておくのもどうかと存じまして、代りのものを御覧に入れましたような次第で……
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)