“節瘤”の読み方と例文
読み方割合
ふしこぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その村には節瘤ふしこぶだらけの大木がたくさんあって、どの家もみなひどく古風だった。実際、その森厳な古い町は、夢のような、心をしずめてくれる場所であった。
節瘤ふしこぶだった両手両脚を出して、角力すもうの廻しのような、さしっこでこしらえた前掛をかけて、白い眼だった。私は日本武尊やまとたけるのみこと熊夷くまそを思うとき、その酒屋の阿父を思出していたほどだった。