筒龕燈つつがんどう)” の例文
まず、稚市ちごいちを階段の中途に裾えて足でおさえ、隠し持った二本の筒龕燈つつがんどうを、いつなんどきでも点火できるよう、両手に握り占めた。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)