筒鳥つつどり)” の例文
霧の巻く朝夕は杉の香がつよく匂い、郭公かっこうや、時鳥ほととぎすや、筒鳥つつどりや、そのほかなにかの鳥が夜昼となく鳴いた。来る日も来る日も平穏であった。
似而非物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)