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筋違橋
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すじかいばし
ふりがな文庫
“
筋違橋
(
すじかいばし
)” の例文
御霊の文楽座へ大夫を送って帰り途、平野町の夜店で孫の玩具を買うて、横堀伝いに、たぶん
筋違橋
(
すじかいばし
)
か横堀川の上に斜めにかかった橋のたもとまで来ると
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
思い立ってから十五日目、物持の隠居が、碁か雑俳の集まりから帰るといった恰好で、平次は佐久間町三丁目から
筋違橋
(
すじかいばし
)
(今の万世橋)の方へ
辿
(
たど
)
っておりました。
銭形平次捕物控:068 辻斬綺談
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
下新田へ養子に往ってから便りもしないが、何うなすったか逢いたい事と思って、
筋違橋
(
すじかいばし
)
の戸田様の前へ来て、通用門へ掛ればいゝに、知りませんから表門へかゝり
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一つは
本郷追分
(
ほんごうおいわけ
)
から
谷中
(
やなか
)
までひと舐めさ、こっちはおめえ小石川から出たやつが上野へぬけてよ、北風になったもんで湯島から
筋違橋
(
すじかいばし
)
、向う
柳原
(
やなぎわら
)
、浅草は
瓦町
(
かわらちょう
)
から
茅町
(
かやちょう
)
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
江戸時代には
筋違橋
(
すじかいばし
)
から浅草橋までおよそ十町のあいだに高い堤が続いていて、それには大きい柳が植え付けてありましたから、春さきの眺めはなかなかよかったものです。
半七捕物帳:43 柳原堤の女
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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御霊の文学座へ太夫を送って帰り途、平野町の夜店で孫の玩具を買うて、横堀伝いに、たぶん
筋違橋
(
すじかいばし
)
か、横堀川の上に斜めにかかった橋のたもとまで来ると
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“筋違橋”で始まる語句
筋違橋内