“竹駒稲荷”の読み方と例文
読み方割合
たけこまいなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部落から六七町ほどの丘の中腹に竹駒稲荷たけこまいなりほこらがあった。秋は黄褐色、冬は灰鼠の色に、春先は暗紫色になり、そして春の終わりから夏の終わりまでは一色の緑をく雑木林の丘だった。
或る部落の五つの話 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)