“竹荘”の読み方と例文
読み方割合
ちくそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に、夫人は、竹荘ちくそうと呼んでいる奥殿の離室はなれで、静かに朝茶の釜をにかけている。その釜の湯のたぎる頃——内匠頭の庭下駄の音がそこへ近づいて来る。
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)