竪立よだ)” の例文
ひとりこの異様なる人の前にあっては、身の毛が竪立よだって動こうとしても動けないで、張り合おうとしても張り合えないで、戦慄するのみです。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかし爾後蛇を見るごと、身の毛竪立よだちて怖れたそうだ。