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立野
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たての
ふりがな文庫
“
立野
(
たての
)” の例文
僕は朝早く弟と共に
草鞋
(
わらじ
)
脚絆
(
きゃはん
)
で元気よく熊本を
出発
(
た
)
った。その日はまだ日が高いうちに
立野
(
たての
)
という宿場まで歩いてそこに一泊した。
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
高岡
石動
(
いするぎ
)
間の乗り合い馬車は今ぞ
立野
(
たての
)
より福岡までの途中にありて走れる。乗客の
一個
(
ひとり
)
は
煙草火
(
たばこび
)
を
乞
(
か
)
りし人に向かいて、雑談の口を開きぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
今や
殪
(
たお
)
れぬべく覚ゆるころ、高岡より一里を隔つる
立野
(
たての
)
の駅に来たりぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“立野”で始まる語句
立野竜三郎