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穽穴
ふりがな文庫
“穽穴”の読み方と例文
読み方
割合
おとしあな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとしあな
(逆引き)
一度、惚れたおまえさんを、
穽穴
(
おとしあな
)
に追い落して、生き地獄の苦しみに逢わせようとまで、憎み切るには、随分、手間ひまがかかったよ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
半五「へい成程、あゝ悪いことを云った、そんな事とは知らず
迂濶
(
うっかり
)
といったが、旦那お
前
(
めえ
)
さん
行
(
ゆ
)
けば見す/\
穽穴
(
おとしあな
)
へ
陥
(
お
)
ちるので」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
が、あるいは三方から
引包
(
ひッつつ
)
んで、
誘
(
おび
)
き出す一方口の土間は、さながら
穽穴
(
おとしあな
)
とも思ったけれども、ままよ、あの二人にならどうともされろ!で、浅茅生へドンと下りた、勿論
跣足
(
はだし
)
で。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
穽穴(おとしあな)の例文をもっと
(3作品)
見る
穽
漢検1級
部首:⽳
9画
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
“穽”で始まる語句
穽
“穽穴”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
三遊亭円朝
泉鏡花